森保監督 W杯2次予選ベストメンバー招集 W杯優勝へ「前進していくことでチームの結束が高まる」

2023年11月09日 04:45

サッカー

森保監督 W杯2次予選ベストメンバー招集 W杯優勝へ「前進していくことでチームの結束が高まる」
<サッカー日本代表メンバー発表会見>笑顔の森保監督(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 日本サッカー協会は8日、26年W杯アジア2次予選のミャンマー戦(16日)、シリア戦(21日)に臨む日本代表26人を発表した。今大会からアジア出場枠が4増の「8・5」に増加。予選突破の難易度は下がったものの、森保一監督(55)は“ガチメンバー”を選出した。格下相手に過密日程の欧州組招集を疑問視する声も一蹴。優勝を目標に掲げるW杯へ向け、一体感を高めてチームを熟成させる。
 26年W杯に向けた森保ジャパンの旅路がいよいよスタートする。「4・5」から「8・5」に拡大されたアジア出場枠。しかも2連戦の相手は、FIFAランク158位のミャンマーと92位のシリアだ。それでも、森保監督は初招集なしのフルメンバーを選出。過密日程の欧州組を招集することへの疑問を投げかけられても揺らがない。

 「(アジア予選は)経験してもらうだけの場ではない。2次予選から最終予選、本大会と前進していくことでチームの結束が高まると思っている」

 三笘や遠藤らは12日に試合があるため、来日は試合2日前の14日になる見込み。指揮官も国内の初戦と中東の第2戦で編成を分けることも考えたというが、全員がミャンマー戦が行われる大阪に集合することにした。「ケガのリスクも最大限に考慮した上で、厳しい戦いを続けるからこそチームが成長できることもある」。不測の事態に備え、登録人数より3人多い26人を招集し、「1戦目、2戦目で入れ替えながら戦うことも選択肢」と幅を持たせながら、一丸で戦う道を選んだ。

 今回選ばれた26人中、前回W杯2次予選でピッチに立ったのは12人、最終予選は14人、そしてW杯を経験したのは16人。「何が起こっても乗り越えていける、普段通りの力を出していける対応能力にになっていく」と経験値を上げながら、チームを熟成させたい意向が透けて見える。あくまでもゴールはW杯優勝。アジアでの戦いも全て糧にして、究極の目標をつかみにいく。

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