元日本代表MF本山氏が引退試合で有終ハット 「サッカーをやってきて良かった」

2023年11月19日 16:29

サッカー

元日本代表MF本山氏が引退試合で有終ハット 「サッカーをやってきて良かった」
<モトフェス>笑顔でプレーする本山氏(右)=撮影・小海途 良幹 Photo By スポニチ
 鹿島などで活躍した元日本代表MF本山雅志氏(44)の引退試合が19日、カシマスタジアムで行われた。本山氏はハットトリックで有終の美を飾った。引退試合には99年FIFAワールドユース準優勝メンバーで黄金世代と呼ばれた“79年組”の小野伸二(44=札幌)や稲本潤一(44=南葛SC)ら豪華メンバーが参加。試合後のあいさつでは「サッカーをやってきて良かった」と現役生活を笑顔で締めくくった。
 1万3508人を集めた引退試合は鹿島のレジェンド、ジーコ・クラブアドバイザーのキックオフでスタート。本山氏は鹿島OB中心の「アントラーズレジェンズ」で10番を付けてプレーすると、前半14分、ペナルティーエリア外から豪快なミドルシュートをゴール左に決めて先制した。同31分には長谷川祥之氏のゴールをアシストするなど現役時代を彷彿とさせるドリブルやパスで会場を何度も沸かせた。後半43分にはPKをゴール左上に決めてこの日2ゴール目を挙げ、終了間際にも3点目を決めてハットトリックを達成した。

 本山氏は98年に東福岡高から鹿島に入団。小笠原満男、中田浩二、曽ヶ端準ら同期とともに鹿島の黄金世代とも呼ばれた。現役時代は鹿島で6度のリーグ王者など数々のタイトルを獲得。公式戦は国内外通算572試合に出場し70得点を挙げた。23年4月に現役引退を表明していた。

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