今季限りで引退したJ3岐阜の元日本代表MF柏木陽介(35)が5日、岐阜市内で会見し「サッカー人生、幸せだった。やっと走るのを終えられると思うとホッとしている」と振り返った。
昨年10月に右アキレス腱を断裂するなどケガが増え「去って行くタイミングだと感じた」と話した。兵庫県出身。06年にトップチームに昇格した広島でプロ生活をスタート、浦和時代の17年にはACL制覇に貢献し、大会MVPにも輝いた。21年には規律違反で処分されたことで岐阜に移籍し、今季もリーグ戦24戦に出場した。今後は役職未定ながらクラブに残る。