1部初昇格の関東学院大がプロ内定者会見 FW芦部晃生「恩返しできて良かった」町田J1昇格と二重の喜び

2023年12月15日 17:52

サッカー

1部初昇格の関東学院大がプロ内定者会見 FW芦部晃生「恩返しできて良かった」町田J1昇格と二重の喜び
関東学院大のJリーグ加入内定選手会見で意気込む(左から)FW沖崎颯(金沢)、FW芦部晃生(町田)、DF長沢シヴァタファリ(鳥栖)、DF橋本丈(横浜FC)、MF狩野海晟(山形) Photo By スポニチ
 関東大学サッカーリーグで1部初昇格を果たした関東学院大のJリーグ内定者会見が14日、横浜市の同大学キャンパスで開かれ、5選手がプロ入りへ意気込みを語った。
 関東学院大はJ1横浜と提携しており、選手の練習参加や指導者派遣を受けるなどして選手の育成に生かし、多くのプロ選手を輩出している。これまで戦ってきた2部リーグで今季2位に入り、悲願の1部自動昇格を果たした。来季J1に昇格する町田加入内定のFW芦部晃生は「来季J1でやれるとなり、残りの大学生活も一生懸命やらないとと思っていた。昇格を目標に4年間やってきたので、恩返しができて良かった」と二重の喜びを語った。

 ▼長沢シバタファリ(J1鳥栖内定)今年は特別指定選手という形で長い時間過ごさせてもらった。成長しようという選手が多く、来年もその環境で自分を成長させたい。

 ▼DF橋本丈(J2横浜FC内定)左足からのクロスやセットプレーを見てほしい。チームはJ2に降格したけど、自分がやるべきことは変わらない。

 ▼MF狩野海晟(J2山形内定)みやぎバルセロナの先輩で、小さい頃から憧れた香川真司選手(C大阪)と対戦したい。山形はユースでお世話になり、大学経由で戻る選手の憧れになれるように頑張る。

 ▼FW沖崎颯(J3金沢内定)ドリブルで突破したりスピードを生かしてピッチ内を走り回りたい。中学時代からツエーゲンにお世話になり、まず恩返しできるようにしたい。

※カテゴリーは来季

 ○…横浜から派遣され就任2年目の元Jリーガー奈良安剛監督は、特別指定選手制度を活用して内定選手をクラブの活動に積極的に参加させつつ、1部リーグ初昇格を達成。選手育成とチーム強化を両立させた。今月にも26年の移行が決まるJリーグ秋春制で想定される、プロへの4年夏の早期合流については「私の立場としては、選手が必要とされるのであればすぐにでも送り出したい。大学も理解してくれている」と歓迎の意向。「それがベストとの判断なら、なぜだとは一切言わない。選手がどちらも頑張ろうとして、オーバートレーニングにならないようには気をつけている」と話した。

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