リーグ3年ぶり奪回へ川崎Fが始動 主力移籍も鬼木監督「必ず新しい人が出てくる」新戦力台頭を予言

2024年01月13日 04:45

サッカー

リーグ3年ぶり奪回へ川崎Fが始動 主力移籍も鬼木監督「必ず新しい人が出てくる」新戦力台頭を予言
今季初練習前に選手に話しかける川崎F鬼木監督(中央) Photo By スポニチ
 J1川崎フロンターレが12日、同市内の練習場でチーム練習を開始した。移籍や新外国籍、新卒の選手が加入し、3年ぶりリーグ優勝を含む目標の複数タイトル獲得へスタートを切った。
 新シーズンは2月13日、秋春制となったACL決勝トーナメント1回戦のアウェー山東(中国)戦で始まる。昨季からの継続性が求められる中で、昨年12月に優勝した天皇杯決勝の先発11人から5人が退団するなど、選手の顔ぶれが大きく入れ替わった。指揮8年目を迎える鬼木達監督は「土台の部分は分かっているようで、分かっていないとなる可能性もある。短い期間でもう一度、全員で共有していきたい」と気を引き締めた。

 一方で「タイトルをいくつか獲ってはいるけど、全て正しいとは思っていない。いろいろなところから新しい人が来て、フロンターレで普通だと思っていたことが普通ではなかった、そういう刺激をもらえるところもある」。新に4人が加わったコーチ陣を含め、血の入れ替わりによるプラス効果に大きな期待を寄せた。

 右サイドバックの鉄人DF山根視来、ピッチ内外の盛り上げ役だったDF登里享平、21年MVP&得点王のFWレアンドロ・ダミアンら、近年のタイトル獲得に貢献してきた選手がチームを去った。鬼木監督は「選手やスタッフが抜けた時は、次に誰か新しい人が出てくるという考え方がある。どんな組織も、会社でもそう。自分で変化を起こせなくても逆に自然に起きるときもあるし、ずっとポジティブに捉えてやってきた」と前向き。ここ数年で海外挑戦などで主力流出を多く経験しながらも、結果を出しつつMF脇坂泰斗やMF橘田健人ら後続の成長につなげてきた名将は、次代を担う新たな選手の台頭を予言していた。

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