横浜から復帰のG大阪GK一森純 マリノスの“メンタリティー”持ち込む

2024年01月13日 13:58

サッカー

横浜から復帰のG大阪GK一森純 マリノスの“メンタリティー”持ち込む
軽快な動きを披露したG大阪GK一森純 Photo By スポニチ
 G大阪は13日、大阪府吹田市で公開練習を行った。横浜への期限付き移籍から1年で復帰したGK一森純(32)は機敏な動きを披露。昨季、キャリアハイとなるJ1リーグ27試合に出場し、優勝争いも経験した正守護神候補は、トリコロール勇者のイズムをチームに持ち込む。
 「マリノスは戦術、技術にフォーカスされがちなんですけど、誰でもできるようなこと、だけどなかなか難しいこと……凡事徹底ができていた。それが強さの秘けつかなと。困っている人がいたらすくい上げたり、見捨てなかったり、仲間の思いを背負って戦うだったり、そういう好循環も生まれていた。ガンバでも日常から、手を抜かずにやっていきたい」

 12日の新体制発表会で明かされたチーム目標「A~Cランクに分けてAランク、上位7位以上」にも前向きだ。「個人的には欲を言えば、夏にAランクに絶対入っていて、後半戦勝負を仕掛けたい」とプランを描く。「ガンバに戻ってきて契約を交わした以上、この仲間たちと素晴らしい最高の景色を見るために日々頑張っていきたい」と、マリノスで得たものをすべてチームに還元するつもりだ。

 昨年までの正守護神GK東口順昭(37)は始動日の前日12日から2日連続で全体練習には姿を見せず、万全ではないもよう。一森にかかる期待もその分、大きくなる。開幕スタメンに最も近い位置にいるとみられるが「もちろん試合には出たいんですけど、必然的に出ているという状態に持って行きたい。そこ(開幕スタメン)だけにフォーカスしちゃうと、他がおろそかになっちゃうんですよね。周りを蹴落としたり、そういう人間にはなりたくない。ガンバが勝つために、というところから、試合にお前が出てくれ、という状況で試合に出られればベストかなと思います」と、まずは信頼を勝ち取るところから正守護神の座を射止める。

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