【アジア杯】森保ジャパン 4発白星発進もヒヤヒヤ ベトナムに一時リード許す
2024年01月15日 04:30
サッカー
26年W杯北中米大会で優勝を目標に掲げる森保ジャパンにとって、今大会はあらゆる面でシミュレーションが可能な唯一で最後の大会。またしても8強の壁に阻まれた22年W杯カタール大会の反省を生かし、日本協会は今大会へ向け相手国のスカウティング部隊を4人から30人以上に増員。だが、デザインされたセットプレーで揺さぶりをかけられるなど、02年W杯で日本を率いた敵将の“マジック”に早くも一杯食わされた。
対アジア勢に2失点するのは、1―3で敗れた19年アジア杯決勝のカタール戦以来だ。相手は自陣に引いて5―4―1のブロックを形成。仮想アジアは元日決戦のタイ戦で既にテスト済みだったが、格下相手に油断もあったのか、前半はなかなか崩せず、板倉は「前と後ろの意思の疎通ができていなかった」と問題点を指摘した。それでも後半は選手の配置を変更するなど修正し、最後は力の差を見せた。国際Aマッチ74試合で歴代単独最多となった指揮官も「理想通りの戦いにならなかった時に、選手たちが落ち着いて修正してくれた。今後に向けて自信になる」と前向きに捉えた。
選手はこの日、能登半島地震で亡くなった人への哀悼の意を示すため、喪章をつけてプレー。試合後には選手たちにハッパをかけ、「被災地に力を」という横断幕を持ってピッチを一周した。
初戦の教訓を生かして初めて、優勝の二文字が浮かび上がってくる。指揮官は「日本のサポーターの皆さん、能登半島地震で被災している皆さんに、また勝利と励ましのエールを送れるようにベストを尽くしたい」と誓った。
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