【アジア杯】鈴木啓太氏 褒められたものではない 前半不用意な失点

2024年01月15日 04:42

サッカー

【アジア杯】鈴木啓太氏 褒められたものではない 前半不用意な失点
<日本・ベトナム>前半、ファム・トゥアン・ハイ(左から2人目)にゴールを決められる鈴木(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【アジア杯1次リーグD組   日本4―2ベトナム ( 2024年1月14日    カタール・ドーハ )】 【鈴木啓太氏 視点】終わってみれば快勝だったが、前半のセットプレーからの2失点は課題だった。
 CKからの1点目はベトナムがうまかったとはいえ、チームとしてのニアサイドのケアなど全体の立ち位置の修正が必要だ。2点目は簡単にFKを与えたことも良くない。折り返されたボールが難しいものだったとはいえ、GK鈴木がきちんと確実に処理をしていれば防げた。期待をこめて言えば「経験不足」で片付けず、確実に対応してほしい。

 これが親善試合と公式戦の違いでもあり、アジアで頭一つ抜け出していなければならない日本が前半から点の取り合いに持ち込まれてしまった。

 スタメンの大半は現時点で考えられる中心メンバー。森保監督はコンディションを見ながら、決勝戦から逆算してメンバーを決めていると思う。ベトナムが後半落ちたのに対して日本は90分間を通して戦えて、勝ちきることができた。大事な時間帯で逆転したところも含めて日本に力が付いてきたことは見せてくれたと思う。(元日本代表MF)

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