新潟・秋山 キャンプ「全勝」 23日G大阪と今季初戦 J1優勝へ練習試合も勝ちにこだわる

2024年01月23日 04:40

サッカー

新潟・秋山 キャンプ「全勝」 23日G大阪と今季初戦 J1優勝へ練習試合も勝ちにこだわる
副主将に就任した秋山は今季初の実戦を前に気合十分 Photo By スポニチ
 沖縄・比屋根(ひやごん)キャンプ中のJ1新潟は23日、G大阪と今季初の練習試合を行う。22日はタピック県総ひやごんスタジアムで2部練習を行った。MF秋山裕紀(23)は今季、DF新井直人(27)とともに副主将に就任。副主将の責任を感じながら、今キャンプで予定されている練習試合全てを勝利し、結果を出して開幕戦を迎えるつもりだ。
 15日に沖縄へ出発してからちょうど1週間。疲労もピークだが秋山の表情は充実していた。「疲れもあるけど、それよりも楽しい。これから練習試合もあるし、いいコンビネーションだったりを高めていけると思う」。23日にはG大阪と今季初の練習試合を行う。「練習試合では目に見える結果や数字を表していきたい。練習試合は全て勝って開幕戦に臨みたい」と勝ちにこだわりを見せる。

 松橋監督が新体制会見で「てっぺんを目指す」と宣言し、J1優勝がチームの目標として今季がスタート。優勝を狙うためにも「常に勝ちにこだわらないといけないし、負けたけどいい試合だった、内容は良かったじゃ勝ち点はない。今季は精度を高くして決め切るところをしっかり決めるようにならないと。ミスを恐れずどんどんチャレンジしたい」と語る。激しくプレスをかけ、鋭いパスを通して攻撃の起点になる。プレーに積極性が出てきた。

 今オフには結婚。21日には副主将に就任し、公私ともに責任のある立場になった。「新潟に来てから、こういう立場になるのは初めてだし、クラブに認められたというか、うれしかった」と率直な思いを明かす。「人としてサッカー選手として責任を感じながら、プレーでしっかりとその役割を全うしたい」とこれまで以上に視野を広げ、チームメートとコミュニケーションを取りながらチームを引っ張っていく覚悟だ。

 G大阪は昨季のリーグ戦で1分け1敗と勝ち星がなかった相手。「監督も代わっていないので、やるサッカーも変わっていないと思う。前からプレスをかけてくると思うし、その中で自分たちがボールを握れるか、相手を見てどう判断していくかというところが大事になってくる」。定着してきた新潟のスタイルをさらに進化させるためにも、ピッチの中央でボランチ秋山がチームを引っ張っていく。 

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