【第45回皇后杯決勝 INAC神戸1―1(PK6―5)三菱重工浦和L ( 2024年1月27日 ヨドコウ )】
INAC神戸が第38回大会以来7大会ぶり7度目の皇后杯女王に輝いた。120分間激闘の末、PK戦で三菱重工浦和Lを下した。
流れを変えたのはFW高瀬愛実の投入だった。前半45分間はビルドアップを封じられ、ショートカウンターから失点。後半頭から最前線で起点になれる高瀬が入ったことでロングボールも織り交ぜ、相手のハイプレスを回避した。そして徐々にリズムを生み出し、後半アディショナルタイムにPKを獲得。キッカーの高瀬が右隅に決めて、土壇場で試合を振り出しに戻した。
2大会ぶり2度目の優勝を狙った三菱重工浦和Lは試合を優位に進めながら2点目を奪えなかったのが痛かった。