新潟・早川 8年ぶり開幕スタメンへ絶好調 「これまでのキャンプの中で一番コンディションがいい」

2024年02月06日 04:30

サッカー

新潟・早川 8年ぶり開幕スタメンへ絶好調 「これまでのキャンプの中で一番コンディションがいい」
充実した表情の早川(アルビレックス新潟提供) Photo By 提供写真
 高知キャンプ中のJ1新潟は5日、高知市の春野総合運動公園陸上競技場で練習を行った。5日から練習は1部練習となり、開幕戦となる24日のアウェー鳥栖戦に向けてコンディションを整えていく。センターバック(CB)として今キャンプ好調のDF早川史哉(30)は、16年以来、8年ぶりの開幕スタメンを目指してアピールを続けている。
 確かな手応えを感じている。「これまでのキャンプの中で一番コンディションがいい。ケガなくやれているし体が強度に慣れてきてしっかり体を動かせている」。実戦練習でも果敢にボールを奪い、攻撃につなげるなど守備で強さを発揮している。それだけに高知キャンプでは「開幕も近づくので、ここまで積み上げてきたものに磨きをかけて、いろんなことにチャレンジしたりアジャストしながら、いいパフォーマンスをしたい」とアピールを重ねる。

 沖縄・比屋根(ひやごん)キャンプでは「前からプレスをかけて奪うことをチームとして意識していた」という。「後ろの選手が1対1で負けない力強さやボールの出どころの予測を求めてやってきた」。さらに守備を強固にするために「ブロックを下げても戦える自信を持てれば、いい守備が武器になる。そのためにチャレンジしたり、周りとしっかりコミュニケーションを取りたい」とより細かい部分をすり合わせていく。

 1月に30歳となった。「年々動きの強度は上がっているし、疲労も感じない。自分で限界を決めずにやりたい」と衰えは感じていない。唯一、気を使っているのは睡眠で「質を上げるために部屋の湿度や温度を設定したり、大好きなコーヒーを飲む時間も制限したり、寝る前はスマホを見ないようにして疲労を軽減させてます」と安眠でいいパフォーマンスにつなげている。

 30歳という節目の年に「開幕スタメンを狙いたい。過去にないほどいいコンディションなので、そこを強く意識したい」と大卒ルーキーだった16年のJ1開幕戦以来、8年ぶりの開幕スタメンを狙う。「チームとしても高い目標を掲げているのでそこに目を向けながら、個人としても何段階も上を目指していきたい」と力強い。

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