内田篤人氏 イラン戦解説で話題「すべるな!」の真意とは…DF板倉の判断を尊重「後ろに毎熊がいたので」

2024年02月08日 20:48

サッカー

内田篤人氏 イラン戦解説で話題「すべるな!」の真意とは…DF板倉の判断を尊重「後ろに毎熊がいたので」
内田篤人氏 Photo By スポニチ
 元サッカー日本代表の内田篤人氏(35)がDAZN冠番組「内田篤人のFOOTBALL TIME」に出演。アジア杯「日本―イラン戦」試合中継の解説で話題となった後半17分、DF板倉滉(27)に対し「すべるな!すべるな!」と声をかけた場面の“真意”を明かした。
 番組では元日本代表DF安田理大氏をゲストに迎え、日本代表のアジア杯での戦いを回顧。内田氏はテレビ朝日のイラン戦生中継に解説として出演。1―1の後半17分、FWアズムンを追いかけるDF板倉に対し「すべるな!すべるな!」と興奮ぎみにコメント。しかし板倉はスライディングをして交わされてしまい、ゴールネットを揺らさせるも結果的にはオフサイドに救われ、ネットから「感動した」「さすがウッチー」と反響を呼んだ。

 内田氏はこの言葉の“真意”を問われると「アレはもう板倉選手も分かっていると思うけど、ボールが出た瞬間に考えますよ。あのスピード、角度で入ってきたらどうしようかなと。すべる、すべらないの判断はギリギリでするから」とコメント。安田氏が「サッカー、特にディフェンスやってた人はみんな思うんじゃないですか?すべるな!って」と話すと、内田氏は「でもコレね、毎熊選手が(板倉選手の)後ろに来てたのんで、すべるという判断もなくはないかなと」と指摘。

 続けて「毎熊選手は行くならもっと前にいって欲しかった。(アズムンに)切り替えされた後、ちょっとボールとの距離が離れてしまったので。そういう細かい部分があるから」と言及。板倉のフォローにきた毎熊がシュートコースを消しに行くのではなく相手選手に対してもっとプレスをかけ、ボールとの距離をもっと詰めた方がいい場面だったと説明した。

 さらに安田氏が板倉のプレーについて「ニアはGK鈴木選手が止めるから、そんなに深くすべらなくてもファーサイドだけ消しに行くスライディングとか」と話すと、内田氏は「コレは選手なら上から見ていれば分かります」とフォロー。「俺が実際に走っていたらすべっていたかも分からないしね。って言うことで(判断が)難しいんですよ」と選手の心情をおもんぱかった。

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