新潟・小見 ホームでのチーム初ゴール狙う 前節は悔しい途中出場 先発復帰だ
2024年03月06日 04:30
サッカー
開幕戦の鳥栖戦では左サイドハーフ(SH)で先発出場し、決勝弾となったDF新井のゴールを右CKで“演出”。「調子もよかったから、G大阪戦でスタメンじゃなかったのはめちゃめちゃ悔しかった」と振り返る。G大阪戦は後半30分から途中出場したが「こっちは点を取りたい、向こうは失点したくないと割り切った試合展開の中、違いを出せるプレーはできなかった」と物足りない結果となった。
チーム自体も新潟らしいボールを動かしながらゴールに迫る動きが出せず、今季初黒星を喫した。松橋監督はこの日の練習前に「悔しい気持ちを引きずりながら名古屋戦を迎えるのはやめよう。忘れよう。手放しで忘れるんじゃなくて、みんな悔しい気持ちは持っているので、一回外に置いておこう」と選手たちに話したという。
小見は「自分はオフに気持ちを切り替えようとギョーザを作りました」と明かした。皮から手作りして一心不乱に包んだという。皮も普通なら小麦粉で作るが「米粉を入れました。水の配合が悪くて、ちょっと皮が薄くなってうまく包めなかった」と苦笑い。それでも「春キャベツも手に入ったので、やわらかくておいしかった」としっかり気分転換はできた。
左SHはG大阪で初先発したMF長谷川元のほか、コンディションが戻ってきたFW太田ら競争は激しい。「もっと個で突破などを増やしてシュートまで打ち切りたい。メンタル的にも動じなくなってきたので、やり慣れているホームのピッチで開幕ゴールを決めたい」とホームでチーム初ゴールを決めて勝利に貢献する。