【明治安田J1リーグ第3節 町田1―0鹿島 ( 2024年3月9日 町田GIONスタジアム )】
今季J1初昇格の町田が首位の鹿島を撃破し、J1ホーム初勝利を挙げた。前節アウェー名古屋戦でのJ1初勝利に続き、Jリーグ「オリジナル10」の老舗クラブを破りJ1で初の連勝。町田は3試合を終えて2勝1分け、勝ち点をリーグトップタイの7に伸ばした。
22年まで町田を指揮した鹿島ポポヴィッチ監督と、青森山田から転向1年目でJ2を制した黒田剛監督の対決で注目された一戦。町田は前半13分、敵陣右サイドで22年まで町田でプレーした鹿島の日本代表MF佐野海舟から、MFバスケス・バイロンらがボールを奪取。FW藤尾翔太からスペースに走り込んだFW平河悠がパスを受けて左足を振り抜くと、GKは体に当てながらも止め切れなかった。パリ五輪を目指すU―23日本代表の有力候補コンビでもぎ取った1点を、黒田監督がこだわる全員守備で最後まで守り切った。