なでしこJ池田監督、パリ五輪で「一番いい色のメダル」獲得へ重要な2つの準備 メンバー選考の難しさ語る
2024年03月14日 04:45
サッカー
今後は大きく2つの「準備」が求められる。まずは本番までのマッチメークだ。来月上旬に参加するシービリーブス杯で米国との対戦、続けてカナダもしくはブラジルと戦うことは決まっている。だが、5月下旬から6月上旬にかけて海外遠征での対戦相手は未定。同時期には欧州選手権の予選が行われており、マッチメークに難航する可能性もある。池田監督は今月20日にパリで行われる五輪組み合わせ抽選後の速やかな対応を見据え「ドローが終わり次第、中南米の国、もしかしたらアジアの近いところも含めて考えないといけない」と現時点での構想を語った。
2つ目はメンバー選考だ。五輪の代表選手の登録枠は、昨年のW杯オーストラリア・ニュージーランド大会より5人も少ない18人となる見込み。大会規定のバックアップメンバーの人数は4人が想定され、負傷者との入れ替えのみで、一度入れ替えると戻すことはできない。不測の事態に備えるため「複数ポジションできる選手を入れないといけない」と選考基準に触れながら「ここから頭を悩ますというか、大変な作業になる。18人を考えるうえで、(選手を)試すのか、(戦術を)成熟させるために使うのか。選手選考も含めて考えないといけない」と慎重に語った。
スタッフもW杯より限られた人数が予想され、役割の兼任などマネジメント面の準備も重要となる。「12チーム、各大陸のトップが出場する。FIFAランキングがどうこうとかなく、最初から厳しい、難しい試合が続くと思う」と指揮官。最善の準備で「一番いい色のメダル」獲得を目指す。
おすすめテーマ
2024年03月14日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
サッカー日本代表 伊東純也は招集外 北朝鮮戦メンバー26人発表
-
サッカー韓国代表の一部選手がアジア杯直前にスタッフと金銭を賭けたカードゲーム 韓国メディアが報道
-
なでしこJ池田監督、パリ五輪で「一番いい色のメダル」獲得へ重要な2つの準備 メンバー選考の難しさ語る
-
湘南 21歳平岡誓う「ゴールに絡む」 ホーム浦和戦はチケット完売
-
板倉 奮闘も敗退 「難しい試合だった」とガックリ
-
アーセナル・冨安、ふくらはぎ痛回復も出番なし 代表招集されれば“ぶっつけ”北朝鮮戦も?
-
バルサに新星、17歳がMOM DFクバルシが攻守で存在感 16歳ヤマルも躍動、若い力で8強
-
アーセナル、14季ぶり8強 ポルトと死闘、PK戦ラヤが2本止めた 冨安はアジア杯後初ベンチ入り
-
横浜、ACL初4強 10人でも攻め抜きロペスV弾、キューウェルイズム貫徹が奏功 次戦は韓国・蔚山
-
オランダ1部NECナイメヘン小川航基を4年3カ月ぶりに代表招集! 伊東純也は見送りへ