【JFA宮本恒靖新会長と一問一答】座右の銘は「今を生きる」 子供の頃は野球選手になるのが夢だった

2024年03月25日 05:00

サッカー

【JFA宮本恒靖新会長と一問一答】座右の銘は「今を生きる」 子供の頃は野球選手になるのが夢だった
会見に臨む宮本恒靖氏(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 日本協会は23日に都内で評議委員会と理事会を開催し、専務理事を務めていた宮本恒靖氏(47)が会長に正式就任した。
 就任から一夜明けた24日、都内で取材に応じた宮本新会長。終始リラックスした表情で、趣味やプライベートなどについても語った。戦後最年少で、元W杯戦士で元Jリーガーとして初となる第15代会長の、人となりが分かる一問一答は以下の通り。

 ―――一夜明けて会長になった実感は?

 「全くないです(笑)。先ほど取材を受け、“会長”と呼ばれた時に、そんな扱いになるのかなと思いましたけど、それぐらいですね」。

 ――理想のリーダー像は?最近、読んだ本は?

 「具体的にこの人とかないです。本は最近、『ハード・シングス』を読みました。(組織のトップで)孤独で判断する時には、何か自分の中で軸になるものを持っておかなければいけない。それを作るための、そういう本であったりとか、人と会って意見を聞いたりする作業は、多分、ずっと続けていく必要があると思います」

 ――座右の銘は?

 「『今を生きる』です。中学生の時に『いまを生きる』という映画を見て。当たり前を疑えとか、そういうメッセージ性が強かった映画。目の前のことに対して100%しっかり取り組むこと。それが後々、点で繋がることがたくさんあると思う」。

 ――影響を受けた人は?

 「両親には影響を受けたと思います。中1の頃に、親は常に側にいる存在だと思っていた自分に対し、“親は先に死ぬ。死んだ後も1人で生きていけるように、(子供を)自立させていくのが親の仕事。だから厳しいことも言う”と言われて、なるほどな、と。現実をしっかり分からせてくれる親だったので、それは大きかっと思います」。

 ――会長立候補は両親に相談した?

 「立候補することにしたという話はしました。“大変やな”という反応はありました(笑)」。

 ――東京生活は初?

 「初めてです。人が多いですね(笑)。たまに電車に乗ったりもしますよ」。

 ――息抜きは?

 「友達とご飯にいったり、映画に行ったりもします。家では海外サッカーも見ます」

 ――趣味は?

 「時々、ゴルフに行ったりします。最近そういう時間も少ないですけど。ベストスコア?調子が良いと80台です」

 ――小さい頃は野球選手になりたかった?

 「ソフトボールをやっていたので。プロ野球中継も見ていて、巨人ファンでした。今はどちらかというと、アスリート的な要素とか、監督の采配とかに目がいきますね」

 ――好きな選手は?

 「青い稲妻の、松本匡さん。渋い選手が好きで、いわゆる主砲とかエースとかよりも、そういういぶし銀が好きですね」

 ――巨人も今年から阿部慎之助新監督が就任。
 
 「阿部監督も色々とアプローチの仕方を変えてると聞きますし、組織を率いるというところで、工夫させているんだなと思って見させてもらっています」。

 ――自身の性格は? 

 「冷静沈着と言われますけど、別にそうでもないと思います。あまりそうは見られないけど、喜怒哀楽もあると思っています。もちろん、いろんな判断を下すときは、冷静な方がいいとは思いますが」。

 ――ソフトボールからサッカーに変更したきっかけは?

 「86年W杯メキシコ大会で、マラドーナを見たのがきっかけです」 

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