桜の季節、セレッソの季節がやってきた 2発快勝で2位浮上 先制弾の船木「これをずっと継続して…」
2024年03月31日 07:00
サッカー
「ゴールを決めて、ゼロで(抑える)というのは、これから先もそんなにたくさんはない。これをずっと継続していけたらいい」
後半15分、来日初先発のMFブエノの左コーナーキックを、ファーサイドで合わせた。頭で叩きつけ、ゴール右に突き刺した。久々の一撃に「喜び方がわからなかったんですけど、とにかく本当にうれしかった」と思い切りほえてから、仲間にもみくちゃにされた。同37分には昨年10月に右膝半月板の手術を受けたFW北野が復帰初戦でゴール。アカデミー育ちの2人が勝利の花を咲かせた。
両手の十指が、船木の充実ぶりを物語る。昨年結婚し、第1子ももうけた。ひときわ輝きを放つのが、ネイリストの妻から施された鮮やかな色の爪。1年半前からおしゃれで始め、今では「これじゃないと気に入らなくなっちゃって」と笑った。守るべき家族に支えられ、精神面でも余裕が生まれた。今季は本職の左サイドバックではなく、左センターバックとしてフル回転。チームの欠かせないピースに成長した。
大阪管区気象台はこの日、桜の開花を発表した。今季はクラブ設立30周年イヤー。春を終えれば桜は散るが、桜の戦士たちは悲願のリーグ制覇の瞬間まで咲き誇る。 (北野 将市)
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