森保ジャパン進化見せた!新システム“攻撃的3バック”で5発快勝 宮本会長「いい試合だった」
2024年06月07日 04:30
サッカー
![森保ジャパン進化見せた!新システム“攻撃的3バック”で5発快勝 宮本会長「いい試合だった」](/soccer/news/2024/06/07/jpeg/20240607s00002014112000p_view.webp)
きっかけは相手に徹底的に研究され8強で敗退した1~2月のアジア杯後に行った4月の欧州視察。今季ドイツ1部を初制覇したシャビアロンソ監督率いる強豪レーバークーゼンの戦い方に目を奪われた。レーバークーゼンは自陣に押し込まれた場合は5バックでボックス内の危険ゾーンを消し、攻撃では3―4―3でハイプレスを仕掛けて得点を量産するなど、今季公式戦42勝9分け1敗と圧倒的な強さを見せた。
「攻撃も守備も3バックのメリットを最大限に発揮してチームづくりをしていた」。元々広島時代やW杯カタール大会でも攻撃的な3バックは採用していたが、アップデートした欧州最先端の戦術を早速、取り入れた。
アジア杯ではイラクやイランの中東勢に5―4―1でブロックをつくられ、なかなか崩せなかったことが敗因だった。ミャンマーも同じ戦術を採用したが、この日は新戦術で対抗。「いい試合になったけどレベルアップしないといけない」と森保監督。強敵が待ち受ける最終予選に向け、戦術の幅を広げて万全の準備を整える。
≪攻守で安定感≫橋岡、谷口、伊藤でスタートした3バックは攻守に安定したプレーを披露した。攻撃時はラインを高く保ち、橋岡は前半39分に右サイドの深い位置まで進入してゴール前に折り返すなど積極性も披露。後半9分には相手クロスをはね返すなど守備でも堅実なプレーを見せた。1月に加入したルートンはプレミアリーグから降格したが、限られた出場機会で厳しい戦いを経験。その中で磨いた力を敵地の戦いで示した。
▼日本協会宮本恒靖会長 新しい3バックを試している中で、しかも途中でまた配置を変えたりとか、いろいろトライできたいい試合だったと思う。鎌田あたりのポジショニングで相手を混乱させて、うまく崩せた。
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