【蹴トピ】イングランド今度こそ!ユーロ初Vへ超豪華布陣
2024年06月12日 06:00
サッカー
![【蹴トピ】イングランド今度こそ!ユーロ初Vへ超豪華布陣](/soccer/news/2024/06/11/jpeg/20240611s00002000705000p_view.webp)
16年に就任したサウスゲート監督の下、18年W杯ロシア大会で4強に入り、前回21年欧州選手権は準優勝。決勝はイタリアとのPK戦で2―3と涙をのんだ。指揮官は「王座までキック1本に迫った。(今回は)優勝は可能。心から勝てると信じている」と地元開催だった66年W杯以来の栄冠に意欲を燃やす。
機は熟しているように見えるが、懸念はある。守備陣ではセンターバック(CB)のマグワイアが不在。1メートル94の長身で空中戦でも力を発揮する要はリーグ終盤戦の負傷が響いた。マンチェスターUでのパフォーマンス低下で時にはクラブと代表のファンから厳しい批判を受けることもあったが、指揮官は代表戦出場63戦のベテランに信頼を寄せてきた。
前回準優勝は7試合で2失点という堅守が下支え。その中で今大会に向けた7日の壮行試合では予選敗退国のアイスランドに0―1で敗れた。代表OBのウェイン・ルーニー氏はストーンズと代表戦11試合目だったグエイの先発CBコンビに触れ「経験不足で連係を欠くことがあった。マグワイアの重要性と不在の損失を示す結果になった」と指摘した。
また、左サイドバックのショーはマンチェスターUで2月から負傷欠場が続く。セルビアとの開幕戦(16日)に出場できるか不透明で、穴埋めが期待されるトリッピアーは右が本職だ。GK3人で今季クラブでシーズンを通じて定位置を確保したのはエバートンのピックフォードだけ。その守護神はスーパーセーブの一方でイージーミスでも知られ、守備に不安を抱える中でどこまで力を出せるか。
「コンスタントに結果を残し、最近5年はずっと世界の5位以内にいる。大舞台の経験が助けてくれている」
サウスゲート監督は手応えを口にするが、前回準優勝は地元開催の決勝で千載一遇の好機を逃した結果で、22年W杯カタール大会は8強。毎回のように優勝候補に挙げられながら頂点に手が届かない“勝負弱さ”の克服が、一番の課題になる。
≪欧州選手権展望≫イングランドとともに優勝を争うのはフランスだ。Rマドリード移籍発表で去就問題に区切りをつけたエムバペら攻守に人材がそろう。そのフランスを昨年9月以降に2度も破ったドイツも有力候補だ。ナーゲルスマン監督の下で立て直しを図り、今大会限りで現役を退くクロースが代表に復帰。レーバークーゼンのドイツ1部無敗優勝を支えたウィルツも目が離せない。イタリアは22年W杯出場を逃した悔しさを糧に2連覇に挑む。16歳のヤマルら若手とベテランが融合するスペイン、6度目の出場となるC・ロナウド擁するポルトガルも上位を狙う。
≪南米選手権展望≫ 今夏は南米選手権も20日から米国で開催される。南米10カ国に加え、今回は北中米カリブ海連盟から6カ国が参戦。前回21年大会で28年ぶりの主要国際大会優勝を果たし、22年W杯制覇につなげたアルゼンチンはマイアミ加入2年目のメッシが米MLSでの活躍を代表にも反映できれば主要大会3連覇が近い。W杯南米予選で6位と苦しむブラジルはドリバウ・ジュニオール新監督の下でチーム再建と2大会ぶりの優勝に挑む。ビエルサ監督が率いるウルグアイは5回目の出場となるスアレスがメッシ同様に健在ぶりを示せるか。共催国として26年W杯を控える米国とメキシコ、カナダも侮れない。
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