【サッカー男子:総括】成果:磨いた「個の能力」発揮 疑問:これがベスト布陣か?
2024年08月04日 07:30
サッカー
五輪が大好きな国民性もあり、チームへの熱量、それぞれの献身性も群を抜いていた。OA枠がいなかったことで生まれる一体感も感じられた。その一方で日本協会がこの3年間であらゆることを想定できていたかと言えば疑問符がつく。
久保建英、鈴木彩艶をはじめ、五輪最終予選まで参加したMF松木玖生らが所属クラブ事情で参戦できなかった。一定の成果は出せたが、これが五輪世代の「ベスト布陣」かといえば、疑問符が付く。日本協会は今回の結果を検証し、今後の五輪の位置づけや指針を示してほしい。(サッカー担当・滝本雄大)