神戸が6連勝で首位広島と1差を死守 先制ゴールの大迫「勝ったことに関してはラッキー」
2024年10月07日 06:00
サッカー
最後は武藤が右サイドバックに入るスクランブル態勢となったが、同一シーズンではクラブ新記録の6連勝だ。大迫は「そんな記録があるんですか?神戸が(今まで)あまり勝ち続けてないからじゃないですか?」と笑いつつ「一試合、一試合。ワンプレー、ワンプレーの積み重ねが形になっている」と分析した。言葉通り、チームには昨季から続く一戦必勝の心構えが浸透。ACLEのタイ遠征を含め公式戦7連戦を6勝1分けで完走。「全員が連戦を考えすぎずに取り組めている」と目の前の戦いだけに集中できている。
残り5試合で、首位・広島との勝ち点1差は変わらず。熾烈(しれつ)なタイトル争いは続くが、エースは「シーズンが終わってみてからじゃないですか」と意に介さない。直近の公式戦12試合負けなしの中、見据えるのは約2週間後に控える次節・FC東京戦(18日)だけ。勝利に飢える昨季王者に、死角は見当たらない。 (飯間 健)