なでしこ初招集のFW松窪真心「U20W杯をみんなで獲ろうと思っていたけど…」同世代との再会に決意新た

2024年10月22日 20:22

サッカー

なでしこ初招集のFW松窪真心「U20W杯をみんなで獲ろうと思っていたけど…」同世代との再会に決意新た
シュート練習に汗を流す松窪(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は22日、韓国代表との国際親善試合(26日、国立競技場)に向けて千葉市内で合宿2日目の練習を行い、全23選手がそろった。
 初招集のFW松窪真心(まなか、20=カレッジ)は自ら志願し、この日合流した海外組で唯一練習にフル参加。内田篤人コーチが中心となって指導したボール回しやシュート練習など、約1時間のメニューで精力的に動いた。昨年の女子W杯で練習パートナーとしてチームに帯同した経験はあるものの「(当時と)全然違う。雰囲気やオーラがある。パスピードも全然違う。やっぱりチームに来たなと思う」と初々しい笑顔を見せた。

 同世代との再会を果たし、決意を新たにした。先月行われたU―20女子W杯で背番号10を背負い、ヤングなでしこの準優勝に貢献。だが同じ04年生まれのMF藤野あおば(マンチェスター・シティ)、MF浜野まいか(チェルシー)、JFAアカデミー福島の後輩のDF古賀塔子(フェイエノールト)、MF谷川萌々子(ローゼンゴード)と、今夏パリ五輪に出場した選手たちはU―20女子代表に招集されなかった。「U―20W杯をみんなで獲ろうと思っていたんですけど、周りの選手はレベルアップしてU―20に全員行けなかった。トップチームのW杯やオリンピックは獲りたいと思います」と胸に抱く思いを明かした。

 パリ五輪後の最初の活動となる今回は、U―20組からGK大熊茜(INAC神戸)、DF小山史乃観(ユールゴーデンIF)もメンバー入り。FW土方麻椰(日テレ東京V)はケガで不参加となったが、佐々木則夫監督代行が「日本の宝」と大きな期待を寄せる有望株がそろう。「今回の一番最初が一番大事だと思う。少しでも自分の特長を出せるように頑張りたい」と松窪。韓国戦から新時代を切り開いていく。

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