カズ、今季初先発で55分間プレーに手応え「つかめた感覚あった」「もうちょっといけるかな」

2024年10月26日 19:19

サッカー

カズ、今季初先発で55分間プレーに手応え「つかめた感覚あった」「もうちょっといけるかな」
<鈴鹿・仙台>後半開始から仙台GKの佐川(左)にプレッシャーをかけるカズ(撮影・長嶋 久樹) Photo By スポニチ
 【サッカー・JFL第26節   鈴鹿0―0ソニー仙台 ( 2024年10月26日    三重交通Gスポーツの杜 )】 鈴鹿はホームでソニー仙台と対戦し、0―0で引き分けた。今夏に復帰したカズが今季初先発。JFL最年長出場記録を57歳243日に伸ばした。
 3トップの中央に入り、後半10分に途中交代するまで積極的なプレー。シュートはゼロに終わったが、起点となる動きや連動した守備でチームに貢献した。

 「前半の最初は我慢する時間が長かったけど、徐々に良い形でボールが取れるようになって、カウンターが決まるようになった。後半はチャンスが何回かあったので、そこで仕留められなかったのは残念。最後の質をもう少し上げていかないといけない」

 約1年半にわたって在籍したポルトガル2部オリベイレンセを離れ、今年6月に保有権を持つJ2横浜FCから期限付き移籍で加入。鈴鹿に復帰してから途中出場が続いていたが、今季初先発を果たして最長となる55分間プレーした。

 チームはここまで2連敗。カズ先発を決断した朴康造監督は「起爆剤としてカズを持ってくる選択肢となった」と意図を明かした。その上で「守備で連係しながら、起点になる動きもあったし、ポジティブだった。ゴール前での周りとの関係性が深まれば(今後は)ゴールも生まれると思う」と評価した。

 カズ自身にも手応えがあった。

 「途中からでも自分はしっかり準備できていると思うけど、先発の方がやりやすいと言えばやりやすい。前半が終わった時点であと10、15分ぐらいはいけるだろうなと感じていたけど、後半をやってみたら、もうちょっといけるかなと感じがあったので、交代したところで。先発でもいけると、つかめた感覚はあった」

 より長くピッチに立ち、存在感を示していく。

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