コロナ「5類」移行でも大阪・ミナミではマスクの観光客 各劇場の対応もさまざま

2023年05月08日 13:30

社会

 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「2類」「から「5類」へ移行された8日、大阪ミナミの街もゴールデンウイーク中とは打って変わって「人の流れも3分の1以下ですね」と道具屋筋の雑貨店店主は苦笑い。マスクを外して行き交う外国人観光客の姿が目立った。
 上方落語の定席「天満天神繁昌亭」でも来場者への制限が緩和された。3月からマスク着用にアルコールでの手指の消毒も任意。一方、ウイルス飛沫防止の観点から最前列席に客を入れてなかったが、繁昌亭主催公演についてはこの日から前売り開始となった6月8日分から完全開放。他公演は主催者の判断に任される。

 大阪・天王寺動物園前の寄席小屋「動楽亭」では、年配の観客が多いこともあり「強制はしませんが、できるだけマスクを着用していただけるようにお願いします」と米朝事務所・滝川裕久社長。大きな変更はない。また、松竹芸能の「心斎橋角座」は3月12日からマスク着用は観客の判断に任されている。

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