いきなり5失点…苦いメジャーデビューの山本由伸 地元・岡山県備前市のPV会場に悲鳴とため息

2024年03月21日 19:40

社会

いきなり5失点…苦いメジャーデビューの山本由伸 地元・岡山県備前市のPV会場に悲鳴とため息
山本由伸投手の地元、岡山県備前市で開かれたパブリックビューイングで声援を送る地元ファン Photo By スポニチ
 MLB開幕2戦目でドジャース・山本由伸投手(25)が初先発した。地元の岡山県備前市にある備前市民センターではパブリックビューイング(PV)が開催され、地元のファン100人が熱い声援を送った。だが、初回に、いきなり5失点。制球難で客席は悲鳴とため息が入り交じった微妙なムードに。山本が2回のマウンドに上がらないことを確認すると、約80人が出口へ急いだ。
 早くから会場を訪れていた片上小5年の木下斗聖君(11)は「かっこいいので応援してます」と山本投手の大ファン。備前ベースボールクラブで投手。来年4月に備前中に進学し、山本の直系の後輩となる。「将来はプロになってメジャーを目指します」。憧れの右腕に大きな声援を送ったが、出番が終わってしまい会場から引き揚げた。

 赤磐市から駆けつけた会社員の加藤智明さん(39)はオリックス時代の山本投手のユニホームのレプリカを着て、うちわを振りながら応援した。「10勝はしてくれると思います」と期待を寄せる。この日は早い降板にガックリ。「残念。でも、次は必ず勝ってくれるはずです」と話した。岡山市の岡崎光枝さんは「息子みたいなもの。野球を真摯に頑張る姿が好きです。三振をいっぱいとって」と声援を送った。

 同所でPVが開かれるのは昨年の日本シリーズ・阪神対オリックス戦で山本投手が登板した第1、6戦以来。また、21年の東京五輪で登板した際にも開催された。

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