迷惑“撮り鉄”対策 マナー向上「鉄則5カ条」鳥取県が発表 線路内立ち入りなどで遅延など多発

2024年04月12日 12:08

社会

 鉄道写真を撮影して楽しむ鉄道ファン「撮り鉄」の迷惑行為が相次ぐ中、鳥取県がマナー向上に向けての「鉄則5カ条(案)」を発表した。
 平井伸治知事が11日の定例会見で「鳥鐵(とりてつ)みんなでマナーアップ運動!」として発表したもので、きょう12日に開催される鳥取県警や鉄道事業者、鉄道愛好家らによる「鉄の道」マナーアップ協議会で正式決定される。

 「鉄則5カ条(案)」は、(1)立入禁止の場所や私有地へは入らず、良識に従って行動しましょう(2)地元のおすすめスポットなど安全な場所で、ルールに従って撮影しましょう※線路・私有地への立ち入りなどは違法な行為(3)他の撮影者と譲り合って気持ちよく撮りましょう(4)鉄道会社や地域と連帯して、大切な鉄路と風景を守りましょう(5)列車はもちろん観光や食など地域の魅力も満喫しましょう――となっている。

 「撮り鉄」の迷惑行為を巡っては、今月6日に運行が始まった新型特急「やくも」(岡山~出雲)が、線路内に人が立ち入ったことで遅延が発生するなどトラブルが相次いでいる。

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