富士山スポットに駐車場がオープン 観光公害解消へ計1億6700万円を投入

2024年06月02日 04:40

社会

 山梨県富士吉田市は1日、レトロな商店街と富士山の写真を一緒に撮れると人気の写真スポット「本町通り」にトイレ併設の駐車場をオープンさせた。観光客による路上駐車などのマナー違反が相次いでおり、オーバーツーリズム(観光公害)問題の解消を目指す。
 約5200万円で土地を取得し、約1億1500万円かけ整備した。5基のベンチを設置し、トイレ入り口に地元特産品の織物を展示。24時間営業で最大27台を収容。料金は1時間以内100円、超過は30分ごとに50円。

 オープニングセレモニーで堀内茂市長は「観光客が快適にゆっくり楽しめる街をつくりたい」とあいさつした。

 これまで、店の商品を買わずにトイレだけ利用する人もいた。撮影だけして移動する人も多く、商店街での消費を促す狙いもある。

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