都知事選 供託金没収合計額 1億円超えの可能性あり

2024年06月12日 05:30

社会

都知事選 供託金没収合計額 1億円超えの可能性あり
東京都知事選挙のポスター掲示場 Photo By スポニチ
 【東京都知事選 】 供託金を没収される候補者も多くなり、その合計額が1億円超となる可能性がある。
 知事選の供託金は300万円で、得票が有効投票総数の1割に達しない時は没収される。過去2回の結果を見ると、21人が立候補した16年の対象は18人で計5400万円。22人だった20年は19人で5700万円。対象者の割合はともに約86%。

 この数字を単純に今知事選に当てはめると、立候補者数が40人であれば34人で没収合計額は1億200万円と大台を突破、50人であれば43人で1億2900万円となる計算だ。

 没収された供託金は都の収入として一般財源に入ることから、使途は選挙関連に限定されることなく、広範囲に使えるという。

 売名目的の立候補乱立を防ぐための供託金。しかし、注目度の高い選挙では宣伝効果は高く、効果を疑問視し増額を唱える意見もある。一方、真に当選を目指す人のハードルを上げることになり、慎重論も根強い。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年06月12日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム