旭川女子高校生殺害事件 現場に被害生徒の衣服 証拠隠滅目的で脱がせたか

2024年06月16日 04:35

社会

旭川女子高校生殺害事件 現場に被害生徒の衣服 証拠隠滅目的で脱がせたか
北海道留萌市の女子高生の殺害現場となった、旭川市の神居古潭地区にあるつり橋付近に手向けられた花束 Photo By 共同
 北海道留萌市の女子高生(17)が旭川市内のつり橋から石狩川に落とされ殺害された事件で、現場で生徒の衣服が見つかったことが15日までに分かった。道警は殺人容疑で再逮捕した無職内田梨瑚容疑者(21)と19歳の女が転落させる前に脱がせ、証拠隠滅を図った可能性もあるとみて調べている。
 内田容疑者が、現場となった神居古潭地区について、防犯カメラがなく夜間に人目につかない場所と知っていて、生徒を連れていったとほのめかす供述をしていることも判明。JR旭川駅から南西約13キロの山間部で、夜間は人通りが少なく、地元の若者の間では「心霊スポット」としても知られている。

 一方、生徒と会ってから現場に連れていくまでは4時間ほどだった。

 初対面の相手に敵意を増幅させた内田容疑者が、どの段階で殺意を抱いたか裏付け捜査を進めている。

 殺害されたのは村山月さん。SNSで内田容疑者が写った写真を無断で使用したことを巡りトラブルになった。殺害前日の4月18日夜、留萌市内の道の駅で車に乗せて監禁。19歳の女も合流し、約50キロ離れた橋まで連れていった。走行中の車内や路上などで暴行を加えていたとみられる。

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