英国・労働党、圧勝 14年ぶり新政権 保守党は移民問題で逆風

2024年07月06日 04:38

社会

英国・労働党、圧勝 14年ぶり新政権 保守党は移民問題で逆風
英国のスターマー首相 Photo By 共同
 英下院(定数650)の総選挙が4日に投開票され、最大野党の労働党が半数を大きく超える400議席超を獲得して圧勝し、14年ぶりの政権交代となった。同党のスターマー党首は5日、首相に就く。
 新政権は2020年の欧州連合(EU)離脱で冷え込んだ欧州との関係改善や国内経済の立て直しを図る。日本とは安全保障面を中心に連携を深める考えとみられる。

 保守党は不祥事や首相の交代が続いたことで、有権者の不信を買い、過去約200年で最大の大敗を喫した。

 保守党政権下、移民が年間数十万人増え、住居不足に陥っているとの不満も拡大。「反移民」を掲げる右派ポピュリスト政党「リフォームUK」に支持が流れたことも響いた。

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