円相場上昇中 1ドル=148円台 日米金融政策の方向性の違いが背景

2024年08月02日 04:46

社会

円相場上昇中 1ドル=148円台 日米金融政策の方向性の違いが背景
一時1ドル=148円台を付けた円相場(上)と、下げ幅が一時1300円を超え3万8000円を下回った日経平均株価を示すモニター Photo By 共同
 1日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=148円51銭を付けた。3月以来、4カ月半ぶりの円高水準。
 日米の金融政策の方向性の違いを背景に金利差縮小を見込んだ円買いドル売りが広がった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は7月31日の記者会見で9月の利下げ開始を示唆。

 それに先立ち、追加利上げを決めた日銀の植田和男総裁が年内のさらなる利上げを否定しなかったことが改めて注目され、円買いが加速した。

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