ガザ停戦交渉 米国が「隔たりを埋める」新提案 重大局面に突入へ

2024年08月18日 04:37

社会

ガザ停戦交渉 米国が「隔たりを埋める」新提案 重大局面に突入へ
パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスでイスラエルの攻撃後に立ち上る煙(ロイター)
 パレスチナ自治区ガザでの戦闘終結を目指し、カタールの首都ドーハで行われた停戦交渉は16日、終了した。仲介3カ国の声明によると、米政府はイスラエルとイスラム組織ハマスの「隔たりを埋める」新提案を示した。
 18日からの週にも、エジプトの首都カイロで仲介国の政府高官が再協議する予定。停戦が実現するかどうか、重大局面に入る。

 バイデン米大統領は共に仲介するエジプト、カタールの首脳とそれぞれ電話会談。声明で停戦合意は「間近に迫っている」と強調した。

 一方、ハマスの最高指導者だったハニヤ氏がイランで暗殺されたことを受け、イランはイスラエルへの報復を宣言。ただ、ガザ停戦交渉で進展があれば、直接攻撃を自制する姿勢を示している。

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