上村会長は「クリーンな精神の持ち主」 IJF会長、続投を支持

2013年06月10日 12:47

柔道

 国際柔道連盟(IJF)のマリアス・ビゼール会長が10日、東京都内で記者会見し、暴力指導や助成金不正受給などの不祥事の責任を問われている上村春樹・全日本柔道連盟(全柔連)会長について「クリーンな精神の持ち主。百パーセント支持している」と述べて続投を強く支持した。
 ビゼール会長は一連の問題の最終報告を10月15日までに行うよう全柔連に指示したと明かし、「上村会長に課せられた任務は、問題解決と全柔連を引っ張ることだ。もし辞任すれば解決が遅れてしまう」と話した。

 8月に迎えるIJFの役員改選で会長に立候補するのは自分だけとの見通しも語り、再任後に上村会長を引き続きIJF理事に指名する意向を本人に伝えたと明言した。

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