桐生「10秒0から1台を」状態ベストで意欲 11日GP東京

2014年05月10日 17:56

陸上

 2020年東京五輪に向けた改築前の国立競技場で最後の陸上の大会となるセイコー・ゴールデングランプリ東京(11日)に出場する有力選手が10日に記者会見し、男子100メートルで9秒台突入を期待される桐生祥秀(東洋大)は「10秒0から1台を目標に、世界の選手と走ってどれだけ自分のパフォーマンスが出せるか試したい」と意欲をのぞかせた。
 昨年、日本歴代2位の10秒01をマークした18歳の桐生は4月29日の織田記念国際の予選を10秒10で走った。決勝は右太もも裏の張りで棄権したが、この日の練習では軽快に走り「違和感なくベストな状況」と強調した。

 12年ロンドン五輪3位のジャスティン・ガトリン(米国)は「国立競技場での最高記録を出せれば」とカール・ルイス(米国)が1991年世界選手権で出した当時の世界記録9秒86を視野に入れ、白人選手で初めて10秒の壁を破ったクリストフ・ルメートル(フランス)は「体調は良い。ベストを尽くす」と笑顔で話した。

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