日本、連勝で単独首位!初先発で燃えた…大野が攻守で活躍

2014年08月22日 05:30

バレーボール

日本、連勝で単独首位!初先発で燃えた…大野が攻守で活躍
<日本・トルコ>第1セット、スパイクを決める大野
バレーボール女子ワールドグランプリ決勝リーグ第2日
(8月21日 東京・有明コロシアム)
 3試合が行われ、世界ランキング3位の日本は同11位のトルコを3―0で破って2連勝。勝ち点6として単独首位に立った。新戦術「ハイブリッド6」の採用で前日のロシア戦は出場機会の少なかったミドルブロッカーの大野果奈(22=NEC)が攻守に活躍。日本は初優勝を目指し、きょう22日の第3戦で昨年準優勝の中国と対戦する。

 代表初先発の緊張感を、自らの初得点で払しょくした。相手サーブで始まった第1セット、トスを受けると得意のクイックで初ポイントを挙げた大野。チームに勢いをつけて2連勝に貢献し「先発を聞いた時は緊張感もあったが、コートに立ったら解けた。ポイントゲッターとして結果を出さないといけない」と試合後も表情を引き締めた。

 所属するNECではミドルブロッカー。代表が今年から採用する新戦術「ハイブリッド6」によって、本来とは違う役割を求められる。それでも「NECでもライトから打つことがある。抵抗はない」といとわない。この日はチーム4位の11点を稼ぎだし「本業」とも言えるブロックでも2点を挙げたが「ブロックの漏れがある。スパイクの効果率ももっと上げたい」と貪欲に話した。

 前日のロシア戦ではミドルブロッカー0人の時間帯が多かった日本。この日は一転して大野を先発に抜てきした真鍋監督も「思い通りの展開。理想的な形を見せてくれた」と評価。この日、51歳の誕生日だった指揮官にとっても最高のプレゼントになった。

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