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八木 三宅に勝った!「一挙懸命」で憧れ先輩に3年ぶりV 

2015年06月13日 05:30

重量挙げ

八木 三宅に勝った!「一挙懸命」で憧れ先輩に3年ぶりV 
3年ぶりに三宅に勝った重量挙げ女子53キロ級の八木
 重量挙げ全日本選手権は12日に福島県いわき市立総合体育館で開幕し、女子53キロ級はロンドン五輪代表の八木かなえ(ALSOK)がスナッチ81キロ、ジャーク110キロのトータル191キロで3年ぶり2度目の優勝を果たした。同五輪48キロ級銀メダリストの三宅宏実(いちご)は1キロ及ばず2位だった。同48キロ級は大城みさき(ハーツ&ハーツクリニック)が3連覇した。男子62キロ級は糸数陽一(警視庁)がスナッチ135キロとトータル300キロの日本タイ記録を出して優勝。56キロ級は高尾宏明(自衛隊)、69キロ級は笠井武弘(中大)が制した。
 最後の試技で憧れの先輩を逆転する110キロを持ち上げると、満面に笑みを浮かべた。女子53キロ級の八木は1キロ差で初めて三宅を上回った。「最後はうれしくて、ホッとした。高校の時から目標として追い続けてきた」と声を弾ませた。3年前の初優勝時は三宅が欠場。初対決がかなった昨年は2位だった。4月から社会人になり自ら考案した「一挙懸命」を貫いた。一方女子53キロ級3連覇を逃した三宅は涙。昨年末から腰椎の関節炎に苦しんでいたという。11月の世界選手権でリオデジャネイロ五輪の出場枠を争う。「早くベストの状態にして出直したい」と奮起を誓った。

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