古賀ジュニアの“日の丸デビュー戦”はそろって準優勝だった。柔道の東アジア選手権が20日、名古屋市内で行われ、男子73キロ級の長男・颯人(はやと、愛知・大成高3年)は、決勝で社会人の土井健史に巴投げで有効を奪われ、優勢負けした。
次男・玄暉(げんき、愛知・大成高2年)は決勝で東海大1年の永山竜樹に裏投げで有効を取られ、優勝を逃した。兄は「決勝に行けたのは自信になる」と語り、弟も「思ったより自分の柔道ができた」と前向きだった。観戦したバルセロナ五輪男子71キロ級金メダリストの父・稔彦氏(47=環太平洋大総監督)は「日の丸を付け、もっとやらないといけないと感じたはず」と飛躍を期待した。