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ＣＴＢ山中、資格停止明け初先発へ　米国戦「自信持ってやる」

2015年07月23日 05:30

ラグビー

ＣＴＢ山中、資格停止明け初先発へ　米国戦「自信持ってやる」
２４日の米国戦で初先発が決まったＣＴＢ山中（中央）
　ラグビー日本代表は２１日（日本時間２２日）、２４日（同２５日）に米サクラメントで行われるパシフィックネーションズ杯第２戦・米国戦の登録予定メンバーを発表し、ＣＴＢ山中亮平（２７＝神戸製鋼）の初先発が決まった。午後の実戦練習では、先発組で調整した山中は「緊張はあるが、自信を持ってやるだけ」と静かに決意を語った。
　早大時代から将来を期待された１メートル８８の大型バックスも、１１年４月に育毛剤の成分がドーピング検査で陽性を示し、２年間の資格停止処分に。昨秋、３年ぶりに代表に招集されたが出場機会に恵まれず、Ｗ杯代表候補にも４月に追加招集される形で何とか食い込んだ。それでも合宿で存在感を示し、最終選考の時期まで食らい付いてきた山中は「Ｗ杯は目標。ハードワークでの成果を出したい」と語った。

　リーチ主将（東芝）ら主力級５選手の合流が決まり、米国戦後に数人が早期帰国する可能性もある。当落線上の選手にとっては、帰国＝落選。第３戦の行われるトロントへ行くためにも「アピールしなければ残れない」とラグビー人生を懸けて食らい付く。

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