同期の大ベテラン 旭天鵬、若の里が現役ピンチ ともに9敗目

2015年07月23日 20:57

相撲

大相撲名古屋場所12日目
(7月23日 愛知県体育館)
 40歳の平幕旭天鵬と39歳の十両若の里。ともに1992年春場所初土俵の同期生で、元関脇の大ベテラン2人が現役生活の危機に追い込まれた。

 旭天鵬は対戦成績で9勝1敗と圧倒していた佐田の富士に力なく寄り切られて9敗目。十両転落なら引退と公言してきたが、あと1敗すれば可能性が出てくる。「チャンスはあると思ってやるしかない。しんどいわ」と、いつもの明るさがなかった。

 若の里も9敗目。あと1敗で、97年九州場所から保った関取の座が危うくなる。満身創痍(そうい)で闘う好漢は「引き際は人それぞれ。余力を残して辞める人もいれば、自分は逆。最後の最後まで取れるだけ取って、決断する」と話した。

おすすめテーマ

2015年07月23日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム