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川村“旅の功”高地コースも労せず6アンダー!5差3位追走

2015年09月06日 05:30

ゴルフ

川村“旅の功”高地コースも労せず6アンダー!5差3位追走
11番でキャディーと談笑する川村(左)
男子ゴルフツアー フジサンケイ・クラシック第3日
(9月5日 山梨県富士河口湖町 富士桜カントリー倶楽部=7471ヤード、パー71)
 2位から出た川村昌弘(22=マクロミル)が3バーディー、2ボギーの70で回り通算6アンダーに伸ばした。最終組で回る最終日は、首位と5打差の3位から逆転でのツアー通算2勝目を目指す。金庚泰(29=韓国)が68で回り通算11アンダーで単独首位を守った。
【第3R成績】

 ショットはばらつき、前日まで「奇跡的に」入ったパットも魔法が解けたように決まらない。それでもスコアを伸ばした川村は「パットが入らなくても1アンダーなので上出来。よく我慢したと思う」とうなずいた。

 後方のティーを使用しツアー史上最長(535ヤード)のパー4となった5番では残り90ヤードの3打目を50センチにつけてパー。17番パー5は残り280ヤードから3Wでグリーンエッジまで運びバーディー。要所で好ショットを見せてスコアをまとめた。

 持ち味は適応力。富士桜CCは標高950メートルに位置する。空気抵抗が少なく低地よりも球が飛ぶため番手選びに苦労する選手も多い。だが欧州ツアー、アジアンツアーにも参戦し22カ国でプレーした経験のある男は「スイスでは標高1500メートルのゴルフ場でプレーしたこともある。その時は1番手以上違った。それに比べれば何てことない」とどこ吹く風だ。

 富士桜CCで開催された今大会の最終日逆転優勝は3回で、12年の3打差が最大の逆転劇。その大会の優勝者・金庚泰を5打差で追いかける立場だが「差が開いている分、自分のゴルフに集中できる」とマイペースでツアー2勝目を目指す。

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