葛西 3戦連続3位で60回目表彰台!最年長記録またも更新
2016年02月14日 05:30
ジャンプ
レジェンドがまたもや記録を塗り替えた。43歳8カ月の葛西紀明(土屋ホーム)が合計418・5点で3戦連続3位となり、自身のW杯最年長表彰台記録を更新。1回目に231・5メートルで5位につけると、2回目は230メートルで順位を上げ、今季4度目、歴代9位となる通算60度目の表彰台に立った。ロベルト・クラニェツ(24=スロベニア)が236メートル、239・5メートルの432・8点で今季初勝利、通算6勝目を挙げた。
人一倍の負けず嫌いは、もう表彰台だけでは満足できなかった。粉雪の舞った得意のフライングヒルで再び最年長記録を更新。それでも今季9勝のP・プレブツ(スロベニア)が伸び悩んだだけに優勝のチャンスを逃した思いが強かった。葛西は「勝てると思った。せめて2位になりたかった。うれしさよりも悔しさがある」と正直に語った。
10位から順位を上げた第16戦に続いて、この日も2回目に勝負強さを発揮した。HSを6・5メートル越えた1回目は距離だけ見れば3位だったが、有利な向かい風が強かったことで減点幅が大きく5位にとどまった。2回目は今度は不利な追い風。飛び出した瞬間の感触は悪かった。「200メートル手前に落ちる。駄目だ」。しかし粘って後半の風をとらえ、230メートルに達した。
フライングヒルはヒルサイズが185メートルを超える巨大なジャンプ台。誰もが恐怖心を抱く舞台だが、葛西はフライングが大好きで得意にしている。助走速度が時速100キロ前後まで上がり、踏み切りが難しくなっても「考えてタイミングを合わせようとしていない」と体は自然に動いている。7日に予定されていたオスロでの大会が悪天候でキャンセルになり、この日に振り替えられた。おかげでビケルスンでは3連戦。葛西は「この勢いで3、2、1(位)といきたい」と宣言。次は表彰台の真ん中を狙っていく。
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