リディア・コ 19歳、大会史上最年少V「もちろん」狙う
2016年11月01日 05:30
ゴルフ
まだアマチュアだった13年にワールド・レディース・サロンパスカップに出場。初めての日本ツアーで4位に入り、当時世界アマランキング1位の実力を示した。今回で2度目の来日だが、「米国を転戦している時も1週間に1度は日本食を食べる」というほど日本大好き。「日本の食べ物はおいしいし、とても楽しみ!」と笑顔を咲かせた。
12年のカナダ女子オープンをツアー史上最年少の15歳で制した天才少女で、13年の同大会も連覇しプロ転向。その後も順調に勝ち星を積み重ね、15年2月の世界ランキングでは史上最年少の17歳283日で1位に上り詰めた。同年のエビアン選手権では18歳4カ月でのメジャー最年少優勝。今季はメジャーのANAインスピレーションを含む4勝を挙げ、今年8月のリオデジャネイロ五輪では銀メダルに輝いている。
最近はやや低迷していたが、前週のサイム・ダービー・マレーシアで12位に入った。3日目は65のビッグスコアをマークし、「私自身、久しぶりに良いスコアで回ることができた。調子も上がってきていると思うし、今週が楽しみ」と話した。
今年から開催コースが太平洋C美野里Cに移された。コにとっても初めてのコースだが「みんなが同じ条件。開幕までにしっかり準備したい」と意気込んだ。6日の最終日に19歳196日となるコが大会を制すれば、08年大会での申ジエの20歳195日の大会最年少記録を更新する。「もちろん優勝したい」。若き天才ゴルファーは虎視眈々(たんたん)と頂点を狙っている。
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