川内 またアクシデント!ふくらはぎ痛に加え左足首捻挫も

2016年12月04日 05:30

マラソン

 【福岡国際マラソン ( 2016年12月4日    平和台陸上競技場発着 )】 4日号砲の世界選手権(来年8月、英国・ロンドン)代表選考会を兼ねた福岡国際マラソン(平和台陸上競技場発着)を前に、川内優輝(29=埼玉県庁)がさらなるアクシデントに見舞われた。
 11月12日に右ふくらはぎを痛めて調整不足の上に、3日午前の最終調整で左足首を捻挫したことが判明。世界選手権を日本代表ラストランと位置づけており、選考対象になるには今大会で日本人上位3人に入る必要がある。満身創痍(そうい)の状況だが、川内は過去にも逆境をはね返してきた。学習院大4年時の箱根駅伝では風邪で寝込みながら区間3位、11年の福岡国際でも体調不良ながら日本人トップ。不安を吐露した前日(2日)の会見後、「実はやれそうな気もする。一発狙っています」と明かした公務員ランナーが、奇跡を起こす。

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