ペイトリオッツ 昨季王者下し5連勝、8季連続ディビジョン制覇
2016年12月19日 16:57
アメフト
ブロンコスは8勝6敗。AFC西地区では3位となっており、ワイルドカードでのプレーオフ進出もきびしくなってきた。
そのAFC西地区ではレイダースが敵地サンディエゴ(カリフォルニア州)でチャージャーズに19−16(前半10−10)で競り勝って11勝3敗。16−16で迎えた残り2分40秒、セバスチャン・ジャニコウスキー(38歳)が44ヤードのFGを決め、スーパーボウルに出場した2002年シーズン以来となるプレーオフ進出を決めた。当時のスーパーボウル(バッカニアーズに21−48で敗退)の開催場所はこの日の試合会場と同じクアルコム・スタジアム。縁のあるサンディエゴで長いブランクに終止符を打った。
チャージャーズは3連敗で5勝9敗。2季連続の負け越しが確定した。
カウボーイズはアーリントン(テキサス州)でバッカニアーズを26−20(前半17−6)で退けて12勝2敗。新人ながらリーディング・ラッシャー(1551ヤード)となっているイジキール・エリオット(21歳)が23回のキャリーで自己最多の159ヤードを走破してオフェンスのリズムを作った。
同じく新人のQBダク・プレスコット(23歳)は2試合連続でTDパスはなかったが、36回中32回のパスを通すなど安定したプレーを披露。第2Qには残り2ヤードを自ら突破してランでTDをマークした。ドラフト4巡目(全体135番目)の指名選手ながら、腰を痛めたトニー・ロモ(36歳)に代わって開幕から先発で出場。カウボーイズは新人コンビの予想以上の活躍で、地区優勝のマジックを「1」とした。
NFC南地区の優勝争いを演じているバッカニアーズの連勝は5でストップして8勝6敗。首位ファルコンズがこの日49ersに勝ったために1ゲーム差をつけられた。フロリダ州立大時代に大学の年間最優秀選手に贈られるハイズマン賞を受賞しているQBジェイミス・ウィンストン(22歳)は第3Qに2つのTDパスを通したが、パス成功率は48・6%(35回中17回)と低調でインターセプトも3回。大学時代の実績と名声はプレスコットをはるかに上回るが、プロの世界では立場が入れ替わってしまった。
<その他の結果>
コルツ34−6バイキングス、ジャイアンツ17−6ライオンズ、ビルズ33−13ブラウンズ、タイタンズ19−17チーフス、レイブンズ27−26イーグルス、パッカーズ30−27ベアーズ、スティーラーズ24−20ベンガルズ、テキサンズ21−20ジャガーズ、ファルコンズ41−13 49ers、セインツ48−41カージナルス
<各地区の成績=18日現在>
▼AFC東地区=★(1)ペイトリオッツ(12勝2敗)(2)ドルフィンズ(9勝5敗)(3)ビルズ(7勝7敗)(4)ジェッツ(4勝10敗)
▼AFC南地区=(1)テキサンズ(8勝6敗)(2)タイタンズ(8勝6敗)(3)コルツ(7勝7敗)(4)ジャガーズ(2勝12敗)
▼AFC北地区=(1)スティーラーズ(9勝5敗)(2)レイブンズ(8勝6敗)(3)ベンガルズ(5勝8敗1分け)(4)ブラウンズ(14敗)
▼AFC西地区=☆レイダース(11勝3敗)(2)チーフス(10勝4敗)(3)ブロンコス(8勝6敗)(4)チャージャーズ(5勝9敗)
▼NFC東地区=☆(1)カウボーイズ(12勝2敗)(2)ジャイアンツ(10勝4敗)(3)レッドスキンズ(7勝5敗1分け)(4)イーグルス(5勝9敗)
▼NFC南地区=(1)ファルコンズ(9勝5敗)(2)バッカニアーズ(8勝6敗)(3)セインツ(6勝8敗)(4)パンサーズ(5勝8敗)
▼NFC北地区=(1)ライオンズ(9勝5敗)(2)パッカーズ(8勝6敗)(3)バイキングス(7勝7敗)(4)ベアーズ(3勝11敗)
▼NFC西地区=★(1)シーホークス(9勝4敗1分け)(2)カージナルス(5勝8敗1分け)(3)ラムズ(4勝10敗)(4)49ers(1勝13敗) *★は地区優勝、☆はプレーオフ進出が確定。
おすすめテーマ
2016年12月19日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
甲子園ボウル“横綱”関学大が2年ぶり28度目V
-
早大 7点差に迫るもまた頂点に届かず…「ここからまたスタート」
-
パナソニック快勝 チーム上昇気流で日本選手権出場へ前進
-
ヤマハ発 アタック封じた 次節は“イブ”サントリーと全勝対決
-
女子4大会ぶりW杯へ 斎藤主将「うれしい」予選突破
-
沖縄ハリケーンズ 5大会ぶり3度目V
-
公務員ランナー川内 粘りきかず3位「過去最低の順位悔しい」
-
リオ・パラ銀の道下、7位も手応え「世界記録は出せる」
-
沙羅 僅差2位 優勝は伊藤有希 悪天候で男子は中止
-
伊東大貴 今季初のトップ10入り 個人第6戦5位
-
ハーフパイプ小野塚4位 鈴木は7位
-
三河 第1Q34点逃げ切り堅首 日本代表・比江島が貫禄22点
-
5連覇狙う久光製薬が4強 全日本選手権