16歳の素根78キロ超級制した 東京五輪に向け抜てきも

2017年04月02日 05:30

柔道

16歳の素根78キロ超級制した 東京五輪に向け抜てきも
女子78キロ超級準決勝 山部佳苗を破った素根輝(手前) Photo By 共同
 【柔道全日本選抜体重別選手権第1日 ( 2017年4月1日    福岡国際センター )】 女子78キロ超級を制したのは16歳の素根輝(そね・あきら、福岡・南筑高)だった。準決勝では延長を含めた10分54秒の末、体落としでリオ五輪銅メダルの山部から技ありを奪って勝利。初戦、決勝も延長で3試合計21分47秒の激闘を勝ち抜き「とにかくこの大会だけは優勝したかったけど、疲れました」と笑った。
 78キロ超級の世界選手権最終選考会となる全日本女子選手権(16日、横浜)は九州予選で敗れ不出場。しかし、増地克之・全日本女子監督は「体力面で不利なはずの若い選手が体力勝ちしたのは評価したい。(代表)選考の対象から外すことはない」と話し、20年東京に向け大抜てきする可能性を否定しなかった。

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