東京五輪カヌー会場 整備費73億円低コスト 国内初の人工コース

2017年04月06日 05:35

五輪

 2020年東京五輪のカヌー・スラローム会場の整備費を、東京都が約73億円と見込んでいることが5日、分かった。会場は自然環境に配慮して葛西臨海公園(江戸川区)から隣接地に変更され、関係者によると国内初の人工コースとして今年度から着工に入る。
 高低差のある競技コースは長さ約200メートルでコスト削減を意識したコンパクトな設計で、約1万5000人収容の仮設観客席を設置する予定。都議会の五輪・パラリンピック特別委員会で報告された。

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