柔道の世界選手権(8〜9月、ブダペスト)男子日本代表が神奈川県平塚市の東海大で強化合宿を公開し、73キロ級代表の橋本壮市(パーク24)が新技の開発を宣言した。
25歳(大会時26歳)で初代表をつかんだ遅咲きは「やっとスタートラインに立てた」と喜びもひとしお。2月のグランドスラム・パリ大会では「橋本スペシャル」と称する切れ味鋭い袖釣り込み腰を武器に優勝したが「研究されると思う。技に入って嫌がられたところで新しい橋本スペシャルをしたい」と示唆。同階級のリオ五輪王者・大野将平(旭化成)との20年東京五輪代表争いに向け「ここで優勝して初めて東京が見える」と話した。