池江、世界選手権で10種目出る!「気分転換にもなる」
2017年04月18日 05:30
競泳
出場すれば五輪種目の3つのリレー(400メートルと800メートルのフリーリレー、400メートルメドレーリレー)と合わせ最大で個人5種目、リレー5種目の計10種目となる。昨年のリオ五輪の7種目を上回る挑戦で、全て決勝まで残れば8日間で計25レースとなる計算だ。
そんな超過酷な日程にもかかわらず、前向きなのは今大会で得た自信があるからだ。自己ベスト更新はなかったが、4日間で計10レースをハイレベルな記録で泳ぎきった。「正直凄くきつかったけれど、悪くないタイムで良かった」と多種目で好タイムを出し続ける手応えを得た。また、200メートル個人メドレーについて「東京五輪までには挑戦したい」というプランもある。将来的には個人種目を増やす可能性もあるだけに、多くのレースに挑戦してタフさを磨きたいところだ。
もちろん出場種目数以上に大事なのは結果。リオ五輪では100メートルバタフライ(1バタ)5位が最高だった。伸び盛りの16歳は「リオで結果が良かったのは1バタだけだった。今度はほとんどの種目で決勝に残って、1バタでメダルを獲りたい」と力強く誓った。