藍ショック広がる 奈紗「ずっと目標」敏京「早い感じがする」

2017年05月28日 05:30

ゴルフ

藍ショック広がる 奈紗「ずっと目標」敏京「早い感じがする」
第2ラウンド、通算3アンダーで44位の畑岡奈紗 Photo By 共同
 【米女子ゴルフツアー ボルビック選手権第2日 ( 2017年5月26日    ミシガン州アンアーバー トラビスポイントCC=6709ヤード、パー72 )】 4バーディー、1ボギーの69で回った野村敏京(24=フリー)が通算7アンダーの137で首位と5打差の10位につけた。71だった畑岡奈紗(18=森ビル)は通算3アンダーの44位で、横峯さくら(31=エプソン)は2アンダーの59位。上原彩子(33=モスバーガー)は5オーバーで予選落ちした。65をマークした朴城ヒョン(韓国)が12アンダーで2位に2打差をつけてトップに立った。
 宮里藍が今季限りで現役を退くとのニュースは米ツアーの選手たちにも衝撃を与えた。畑岡は「ずっと藍さんを目標にやってきた」と惜しんだ。昨年10月、日本女子オープンを17歳で制し、20歳だった宮里の大会最年少優勝記録を更新。「私が米ツアーを目指すきっかけにもなった」と存在の大きさを語った。

 同郷の先輩である上原は「ジュニア時代から一緒に戦ってきた仲間なので、凄くショック」と話した。野村は米女子プロ協会を通じて「31歳なので、早い感じがする」とコメントした。

 カリー・ウェブ(オーストラリア)は「このタイミングに驚いている。残念で寂しい」と惜しみ、何度も競り合ったスサン・ペテルセン(ノルウェー)は「彼女の業績は誰に対しても誇れるもの」と称えた。

 同じ31歳で子供の頃から互いを知る横峯は宮里への敬意を表したいとの理由で、立ち話の取材で語ることを拒んだ。

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