有夢路 8強ならずも手応え「自分の思ったサーフィンできた」

2017年10月29日 05:30

サーフィン

有夢路 8強ならずも手応え「自分の思ったサーフィンできた」
<white buffalo women’s pro QS3000 THE 2ND 2日目>4回戦3組目を勝ちきれず準々決勝進出を逃した都築 Photo By スポニチ
 【サーフィン「ホワイトバッファロー・ウィメンズ・プロ」 ( 2017年10月28日    千葉県鴨川市東條海岸マルキポイント )】 プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)への予選シリーズ(QS)で、女子では2番目にランクが高い「QS3000」の今季最終第3戦は2日目を迎え、3、4回戦が行われた。日本勢は都築有夢路(あむろ、16)が3回戦をトップで通過したものの、4回戦で敗退。川合美乃里(16)も16強で姿を消し、日本勢は準々決勝に進めなかった。
 ベスト8は逃したものの、都築は確かな手応えを得た。4回戦は「波の数が少なく、どうすればいいか分からなかった」と経験の差が焦りとなり3位で終戦。しかし3回戦はトップ通過するなど健闘した。同組の4人の中にはCT参戦中のフランス選手もいたが、3点以上も引き離した。昨年は1回戦で敗退しており「自分の思ったサーフィンができた。(次のステージは)そんなに遠くはないかな」と胸を張った。

 QSには今季から参戦した。海外での試合を通してメンタル面が強化され「緊張しなくなり、練習でできたことが試合でも出せるようになった。凄く成長できた一年」としみじみ。目標とする世界王者へまた一つ、大きな経験を積んだ。

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